税理士事務所の経営にどう活かせるか|有料版Chat-GPT4

「ChatGPTなんて大したことない」
そんなこと 思っていらっしゃいませんか?
今回はそんなChatGPTのお話になります。
税理士事務所にChatGPTを使う機会はないとお考えの先生、きっとお考えが変わるはずです。
無料版ChatGPT3.5、有料版ChatGPT4かによって感じ方は大きく変わります。
ChatGPT3.5で止まってしまっては本当の良さが分からないと思います。
有料版に切り替えてChatGPT4に移行すれば、その精度の向上し、業務の効率化が期待できます。
あまりの精度の良さに、自分の仕事がなくなってしまうのでは・・・と危機感に襲われます。

まだ数年の間は一般の方にとってAI(ChatGPT4)の正解は遠くに感じるはずです。しかし将来的にはAIの活用が増え、多くの業務に関わってくることでしょう。
それは、会計業界にとっても同じことなのです。
その1 Copilotの普及
WordやExcelにAIを組み込むことで、ビジネスパーソンに日常業務でAIが触れられるようになる

その2 API連携
AIが既存のシステムと連携し、自然言語処理を活用して情報を提供するようになる

その3 画像の読込
OCR技術の発展で、決算書や試算表をAIに読み込ませ、財務分析や資料作成を行うようになる

その4 専門分野のAI化
法律や専門分野のデータベースがAIに学習されることで、業界全体に変革をもたらすようになる

その5 怪しい商品登場
業界関係者にAIに関した営業がかかることが増える

特に会計業界では大きな変化が起こる可能性があるため、AIに関する知識を身につけることが重要です。業界の変革に備え、AIの活用方法を理解し、今後の事務所経営に生かしていただけたらと思います。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。