Chat-GPTについて考える|3月15日にやって来た大きな変化の波

2023年3月に突然やってきたAIの大波!

Chat-GPT
先月3月15日にChat-GPT4がリリースされました。
先生は既にコレに触れましたか?

日本のAI第一人者 のひとりである松尾豊さんという方が、
「これまでのホワイトカラーの仕事ほぼすべてに影響が出る可能性が高い」と
仰っていて、
「本当かなぁ?」などと思っていたのも今は昔。

これは時代が大きく変わりそうです。
いやはや。凄い時代になりました。

初めの1週間は脅威に震えて、不安な日々を送りました^^

「あれ?これ、本格的に人間いらなくなっちゃうんじゃないの?」冗談ではなく、最初は本当にそのように感じました。たかがチャットと侮っていたのがChat-GPT3.5というひとつ前のバージョン。3.5の時は正直、まだ精度が高くなくて、「まぁAIっていってもこんなもんだよね」とか、「精度はまだまだだこれからだよね」といった程度の印象でした。

ところがバージョンアップした4を操作してみると…。こ、これはスゴイ。と唸ってしまいました。流石、有料版です。「近い将来、実現するよね」とか、「そのうち一般の人がAIに触れるようになるよね」といった近未来への展望が、3月15日バージョンアップと同時に突然やってきました。

まさに、「青天の霹靂」。3月15日にこのレベルのものが来るとは思っていませんでした。性格的に、心配性な私は、とにかくこれを脅威に感じました。そして危機感を持ちました。「コレができるのなら、アレもできる」「アレができるのなら、ソレがいらなくなる」といった不安なイメージがボンボンと出てくるのです…。

不安な日々はひと段落し、業務効率化を実現する良きパートナーに

バージョン4がリリースされてからというもの、平日の夜中や土日の多くは、Chat-GPTの運用や情報収集に明け暮れました。まずは色々と使い込んでみませんと、本当に脅威なのかどうなのか分かりません。すると段々ですが、「AIって超便利!ステキ!」といった感じ方に変わってきました。

確かに将来的に脅威である事には変わりはないのですが、暫くの間は、共存ができそうな気もします。そして、今の仕事に上手く組み込む(AIに代わりにやってもらう)ことが出来れば、劇的に業務の生産性が高まる部分もあるということが分かりました。
変化の形が幅広過ぎて、上手にお伝え出来るか不安(心配性)なのですが、私なりの伝え方で先生にお伝えをしてみたいと思います。
【著者プロフィール】太田亮児(おおたりょうじ)|合資会社オオタキカク 代表
税理士・会計事務所の営業、マーケティング支援を行う。起業前は東京都内にある税理士法人に勤務してマーケティング業務を専任で手掛けた。2005年にオオタキカクを設立して独立。税理士事務所の個性を活かし各事務所の強みを磨き上げオーダーメイド式でマーケティングの仕組みを作り上げるサポートを行う。2010年に「税理士・会計事務所の儲かるしかけ」を同文館出版より出版し、税理士業界に特化したサービスを展開している。税理士向けの専門紙である税理士新聞(NP通信社発行)への連載記事を手掛けていたこともある。